AO入試2

こんにちはソムニオです。前回の続きです。

 

 

1次選考は書類審査と学力試験でした。定員の2倍の人数が、2次選考に進みます。

 

提出書類について

 

生徒が用意するのは志願理由書・活動報告書です。

 

志願理由書(所定様式)

A4用紙1枚

パソコンで入力or手書き。

 

息子は

自分が大学で勉強したいこと

勉強して将来なりたい姿

なぜその勉強をしたいと思ったかという背景。

それが東北大学の◇◇なら可能であると思った(具体例を挙げながら)。

他大学にはない○○の仕組みがある東北大学でぜひ学びたい。

 

と、どうして東北大学でなくちゃいけないのか?と、この勉強を通じて世の中に貢献する研究をしたいという思いを書いていました。

 

活動報告書(所定様式)

出願基準を参考に自分が達成したことを5つ書きます。

5つ書くことがなければ書かなくても大丈夫!と進学相談会で教えてもらいました。これで活動報告書へのハードルが下がりました。

 

我が家は実績はなかったのですが、学校生活で自主的に取り組んだことや科学オリンピックに参加したことなど5つ書きました。

 

この時、活動内容を書くだけでなく、その活動を通じて自分が工夫したこと、学んだことなどを書くようにして、大学の求めるアドミッションポリシーに合う生徒であることをアピールしました😉

 

面接練習 

11月11日(金)午後5時。1次選考合格に浮かれていたところ、合格判明直後に担任の先生が面接練習をしてくださいました。話すのが得意と思っていた息子でしたが、全然うまく話せなかったそうです。

 

2次面接の日にちは19日!

 

時間がありません😅どうするのー💦

 

ここから面接突破に向けて怒涛の1週間が始まります(笑)

 

面接なんて数回練習すれば大丈夫じゃね?そもそも練習したって大して変わらないって!って思うかもしれませんが、面接があるという事実に対して、ちゃんと準備して臨んだ子とそうでない子ならどっちが評価されるか考えて、我が家はこの1週間を面接練習に全振りすることにしました。

 

特訓の方針

面接練習は可能な限り沢山行う

録音・録画

Q&Aの整理

大学で勉強したいことの理解

活動報告内容について簡潔に説明する練習

自分の思いや理解の言語化・言語化・言語化 相手に伝わるように!

 

この1週間は、ものすごく沢山の方が息子のために力を貸してくれました。

 

学校では

先生との面接練習

その際必ず、録音をしました。

家で聞き直して面接の課題を再確認し、答えに詰まったところを中心にQ&Aを充実。

 

色々な先生からアドバイスをもらうと混乱するので、担任の先生と部活の顧問に絞って練習をお願いしました。

 

最後に校長先生による面接練習

をしていただきました。

校長先生との面接前めっちゃ緊張して、緊張の中で自分を取り戻す練習になったそうです!全く知らない人と面接練習するのオススメらしいです。

この校長先生との面接は東北大学の面接官が3名なのを想定して、複数の先生対息子1人で練習していただきました。感謝しかないです✨。

 

Q&Aの充実

志願理由書と活動報告書を読み返して、どこを聞かれるか自分で考えてQ&Aを作りました。

 

面接練習

家ではまずQ&A通りの質問。iPadに録画しました。

Q&A通りの質問をするのは、答えの型と軸を固めるためです。

動画を見返して論理が飛躍しているところがないか確認。自分で答えを考えてQ&A集の整理しました。この時親の意見は挟まず、息子自身で答えを作るようにしました。これがよかったと思います。

 

何度も練習を繰り返すうちに言葉が自分のものになっていきました。

 

週の後半からは、

Q&A集から離れた面接練習もしました。息子の答えに更に質問をして深掘りしていく形で曖昧なところがないか詰めていきました。

ちょっと意地悪な質問もしましたが(笑)、大体答えられるようになりました。

 

ここでは、背伸びしすぎず、わからないことは素直に解らないと言っても良いし、そのために大学に行って勉強をするのだということを再確認しました。

 

大学で勉強したいことの整理・言語化

元々興味がある内容だったので本を何冊か読んでいました。面接に向けその本を再度読み返しました。読書スピードの速い子で良かったです。

 

ここで、ソムニオ家の友人が力を貸してくれます。

 

その業界の世界最先端企業で働いている友人が

・今の世界状況、今後の予測、業界の課題などについてレクチャーしてくれ、

・大学で勉強したいと思っている研究室について、息子の理解が正しいか確認、

・他、疑問に思っていることについて質問に答えてくれました。

 

息子も本を読んだり、東北大学のHPに出ている論文などを読んだりしていて勉強はしていたのですが、何せ難しい内容です。曖昧な理解だったところをスッキリ言語化してもらえて理解が進みました。本当にありがたかったです。

 

勉強しないでいきなりレクチャーを受けても内容が入ってこなかったと思うので、息子も頑張りました🤗

 

頭がショートするかと思うほど色々なことを頭に詰め込んでは、整理していました(笑)。

 

この1週間は夫の協力

がとても息子の力になりました。

最初の息子は、独りよがりで、わかった風の説明だったのが(笑)、夫と会話をすることによって、急速に脳が活性化していく感じがしました。きちんと事象や相手の質問の意図を理解して、簡潔に相手に伝えられるようになっていきました。

夫が三割位話すと理解して、次の日には自分のものになっていって、夫も驚いていました。

たった1週間でも本気でのめり込めば、人はこんなに変わるんだと思いました(元のレベルが低いだけかもしれませんが💦)

 

ちょっと親バカが入りましたね😅。

 

相変わらず遅い仙台入り

前日、また息子は普通に授業に出て、夕方遅くまで校長先生と面接練習をしていたので、仙台入りは1次試験の時より更に遅い21時になりました😆

 

夫と私も職場から東京駅に直行し、今回は3人で仙台に行きました。理解の曖昧なところや不安なところが出てきたら夫と会話すると整理されるので、夫が行くのは必須です。

私と話すと、たぶん余計混乱するので(笑)、私は仙台のグルメ情報の収集役に徹しました😋

 

予感

寝る前、息子が「いやぁ1週間勉強しなかったのは高校入学後初めて。こうして考えると俺、勉強頑張っていたんだなぁ」ってしみじみしていました。

 

これを聞いた時、なんとなく受かるんじゃないかなぁって感じました。親バカ再びです😉。

 

そして、

面接後の息子はまた「多分受かった」って帰ってきました。

面接が始める前はめっちゃ緊張していたのが、席に着いた瞬間、スッと落ち着いて全く緊張しなくなったそうです。

 

祖父母が面接開始の時間に氷川神社に参拝してくれたそうなので、思いが届いたのかな?ありがたいです。

 

沢山の人の力を借りて臨んだAO入試でした。

 

本当は息子が考えたQ&Aと実際の面接の様子を書きたかったのですが、前回を超える長さになったので、また後日。

 

こんな長い文章をここまで読んでくださってありがとうございました😊